今回は熟成の神秘「天使の分け前(Angels’ share)」についてご紹介します!

モルトウイスキーは、仕込、発酵、蒸溜、貯蔵(熟成)の工程を経てつくられます。蒸溜したての「ニューポット」は無色透明ですが、木樽に詰めて貯蔵(熟成)することで美しい琥珀色に色づき、芳醇で華やかな香味も育まれます。

生まれたてのウイスキー「ニューポット」は無色透明です ウイスキーは長い時間を樽の中で過ごし、四季を繰り返します。その間にウイスキーは樽の木目を通して呼吸し、量が少しずつ減っていきます。
古くスコットランドでは、この現象を「天使の分け前(Angels’ share)」と呼び「人間にウイスキーづくりを教えた天使が、その見返りとして、少しずつウイスキーを味見しているのだ」と伝えられたそうですよ。天使に見守られながら長い熟成の時を経るなんて、とてもロマンティックな言い伝えだなと思います。

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