スペイン人の冶金技術者・アルノーは医師でもあり、ワインを蒸留して気つけ薬として処方していたといわれます。16~17世紀、フランス・コニャック地方はワインをオランダに輸出していました。 輸送中に酸っぱくなってしまったワインを蒸溜したところ、おいしいと評判になり、オランダ語のブランデヴァイン(焼いたワイン)からブランデーとなったといわれています。ブランデーは糖分が少なく、酸味の強いぶどうからできる白ワインを蒸留して作られます。 ユニブランという白ぶどうですが、ブランデー作りには素晴らしいぶどうです。酸味が強いため、醸造時に雑菌の繁殖が抑制され、芳醇な香味が醸成されます。酸の影響でアルコール発酵しにくくなりますが(7~8%程度)、蒸留もむずかしくなりますので、香味が濃縮されます。 アルコール度数を7割程度までにした後、樽で熟成します。数年から数十年の間、樽の中で貯蔵します。アルコール度数が下がり、香味と色が変化してまろやかなブランデーに変っていきす。 樽から出し、いろいろな樽をブレンドして瓶詰め・出荷されます。熟成させる期間によってウィスキーのランクが変わります。カロリーはアルコール度数に応じて、高くなります。ただし、糖質は、ウイスキーと同じ蒸留酒ですからゼロです。

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