ロマネコンティという言葉の意味

ロマネとコンティの意味だが、この地は最高峰のワインを生み出すブドウが収穫できたことから、そのブドウ栽培に力を注いでいた古代ローマ人たちにちなみ「ロマネ」と付けられたとされている。

さらにコンティなのだが、18世紀半ばにこの畑の所有権について、ブルボンコンティ家とポンパドール夫人が争いの結果、コンティ王子が畑のオーナーとなり、その後の功績から「コンティ」という名をつけられることとなったのだ。

なぜ、コンティがつけらたのか?

なぜコンティ公の名がこの素晴らしい畑に付けられたのだろう。実は、歴史によると、ロマネの畑を手に入れた後の1789年のフランス革命で王子は投獄されてしまっている。

その後、この畑は数多くの所有者の持ち物になるのだが、その間にスペインに亡命していたコンティ王子は他界。エレガントな人物であったことと、ここのワインの素晴らしさにちなみ、いつしか「ロマネコンティ」という名がつけれた、という経緯があった。