ドゥニ・ムニエは、イギリス王室御用達なるほどの、由緒あるブランデーです。

ドゥニ・ムニエ社 は、1843年にイギリスに初めてコニャックをブランデーとして持ち込んだ会社だ。ビン詰めされたコニャックブランデーを100ケースほどイギリスに輸出し、そのあとの1908年にエドワード7世がドゥニ・ムニエをイギリス王室御用達として指定した。ちなみにドゥニ・ムニエのお酒は皇太子時代から親しまれているといわれている。


自家蒸留しない製法

ドゥニ・ムニエ社のブランデーは自家蒸留しない製法でつくられている。ドゥニ・ムニエのブランデーは各地で蒸留されたコニャックの新酒を購入し、そのコニャックを特性のホワイトオーク樽で長期熟成してつくられている。ブランデーといえば自分たちで蒸留してつくっている会社がほとんどだがドゥニ・ムニエはあえて自家ではやらない方法を選んでいる。 こうした製法はブランデーを製造している会社では珍しく、自家蒸留せずにコニャックの新酒をほかの蒸留所から購入することで非常に効率的にブランデーをつくることができる。そしてなにより、特性の樽を使用して長期熟成させることでドゥニ・ムニエとして個性的な味わいをつくり出しているのだ。