秋の長雨や梅雨の季節、なかなか洗濯物を外に干せない時に困るのが、生乾きのようなイヤ~な部屋干し臭……。「臭いの原因は、洗濯しても落としきれなかった汚れと菌が原因」だそう。

「落としきれなかった汚れ自体が化学変化したり、菌による作用でイヤな臭いが発生します。また、洗濯後の衣類が長時間乾かないと菌が増殖し、悪臭を発生させるんです」

つまり、イヤな臭いを防ぐには、汚れをしっかり落として、菌の増殖を防ぐために「早く乾かすこと」が必須なんですね。

3種類の中で、1番早く乾く干し方はどれ?

それでは、ここでピンチハンガーを使った干し方に関する問題です。

正解は…アーチ干し!風の通り道を作ると早く乾く!

「アーチ干しは、洗濯物の水分が蒸発しやすくなっていることが、早く乾く最大のポイント。外側に面積の大きい長めの洗濯物、内側に短めの洗濯物を干して、アーチ型にすることで、中が空洞になり風が通りやすくなります。そのため、乾きにくい内側の衣類も早く乾かすことができるんです」

ちなみに、外側は風に触れる面積が大きいので、乾きにくい綿の衣類やバスタオルを。逆に内側は密集して乾きにくいので、乾きやすい素材のポリエステルの衣類などを干すといいそうですよ。

V字干しは乾きにくい大きめの洗濯物が内側に入ってしまっており、長短干しは長い洗濯物と短い洗濯物を交互に干すので風の通り道を作りにくくなります。

実験によると、アーチ干しは約4時間で乾くそう。5時間以内に乾かすと、部屋干し臭を防げるというデータもあるそうです。

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